コノスル



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リマリ・ヴァレー

産地の特徴

リマリ・ヴァレー

リマリ川と平行に広がる、コキンボ地域で最も発展したワイン産地です。古くから葡萄栽培が行われていましたが、砂漠化が進んできたことで生産量が減少。1990年代に点滴灌漑が広まったことで、再び葡萄栽培に注目が集まるようになりました。

リマリ・ヴァレーは世界で最も乾燥していると言われるアタカマ砂漠に近く、年間を通じてほとんど雨の降らない地域です。夏場の気温は非常に高いものの、地形が冷たいフンボルト海流が流れる太平洋に向かって広がっているため、冷たい海風が吹き込み、冷涼な沿岸部のカサブランカ・ヴァレーやサン・アントニオ・ヴァレーと同様に朝霧が生じます。そのため日較差は約20℃にもなります。

アンデス山脈から太平洋の沿岸にまで広がるリマリは、同じヴァレーに属していても地形や気候によって大きな違いが見られます。共通しているのは、収穫期に雨が降らないということです。土壌は粘土と粉状になった石灰質から成り立ち、ミネラルを多く含みます。ピノ・ノワールやシャルドネ、シラーの生育に非常に適しています。

主な栽培品種

シャルドネ、ピノ・ノワール、カルメネール、シラー

代表的な葡萄園

ロス・アルメンドロス

チリの首都サンチアゴから北に600km程のところに位置する、リマリ・ヴァレーの葡萄園です。もともとはアーモンドの栽培をしていたことから、”ロス・アルメンドロス(アーモンドの木)”という名がつけられています。東西を走るリマリ川の南側に位置し、海からの距離は約28kmです。栽培品種はシラー。

この産地から生まれるワイン

コノスル 20バレル リミテッド・エディション シラー

外観は凝縮したルビーレッド。きれいな酸味と、それを包み込むふくよかなボディが魅力的。ブラックベリーやプラムのアロマがスパイシーなノートと調和し、余韻にチョコレートの香りが広がります。エレガントで滑らかな口当たりのフルボディで、スパイスや凝縮された果実味などの深い余韻が残ります。チリ葡萄栽培の新天地、リマリ・ヴァレーの素晴らしさを反映した、高品質なワインに仕上がっています。

コノスル レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション” シラー

外観は凝縮感のある、特徴的な深い赤。赤系果実の豊かな香りが、甘いスパイスやチョコレート、モカ、上品なスミレのニュアンスと調和しています。心地よい舌触りで豊かな果実味があり、リマリ・ヴァレー特有の石灰質を多く含む土壌由来の酸が味わいにバランスを与えています。しっかりした構成と長い余韻を持つシラーです。余韻には樽熟成由来のトースト香が感じられます。


no family trees, no dusty bottles, just quality wine