コノスル



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コルチャグア・ヴァレー

産地の特徴

コルチャグア・ヴァレー

ラペル・ヴァレーの南に位置する産地。葡萄畑はアンデス山脈の麓に広がっており、気候は一年を通して温暖です。産地内を流れるティンギリリカ川から灌漑をしています。コノスルのワイナリーは、このコルチャグア・ヴァレーのチンバロンゴ村にあります。

主な栽培品種

ヴィオニエ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワール、メルロー、マルベック、カルメネール、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン

代表的な葡萄園

サンタ・エリサ

コルチャグア・ヴァレーに位置する、コノスルのメインワイナリーがある葡萄園。有機栽培畑を含む約300haの葡萄畑があります。河川由来の石や砂利がゴロゴロとしていて比較的痩せている土壌は、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適した土地となっていますが、現地の言葉で「霧の多い谷」という意味であるチンバロンゴ村一帯は、濃い朝霧に包まれるため、午前中はとても涼しく、ピノ・ノワールやシャルドネなど、冷涼気候を好む葡萄の栽培が可能となっています。

この葡萄園には、1968年にチリで最初に植えられたと言われているピノ・ノワールが残っており、コノスルとピノ・ノワールの関係の深さが伺えます。

約300haの広大な畑のうち、1/3程が有機認定を受けています。2000年から畑の一部を有機栽培へ転換を始め、2003年に転換期間を終えて有機栽培認定を受け、コノスル初のオーガニックワインがこの農園から誕生しました。

ラス・ロマス・デ・ペラリージョ

コルチャグア・ヴァレーの西側にある葡萄園です。火山起源のカルシウム豊富な白い土壌が広がっています。太平洋から50㎞の位置にあり、海風の影響で日中の気温が低いことが特長のひとつです。気温が低いため葡萄はゆっくりと熟し、きれいな酸味と熟した果実味を備えた葡萄を育てることが出来ます。

土壌は「スエロ・ブランコ」=白い土壌という名の通り、火山起源のカルシウム豊富な白い土壌で、有機物が少ないため葉が茂りすぎることもなく、自然と葡萄の粒も小さくなり、凝縮された味わいとなります。適度な水分を根に供給する一方、白い土に太陽光が反射して房に当たるため、葡萄はしっかりと熟すことができ、ジューシーで青みのない、こなれたタンニンのワインに仕上がります。

ラス・ヒウエラス

この産地から生まれるワイン

コノスル 20バレル リミテッド・エディション メルロー

コルチャグア・ヴァレーの西側にあるラス・ロマス葡萄園で造られるワイン。外観は、深く、黒みがかったルビーレッド。ブルーベリー、カシス、リコリスとスパイスの鮮烈なアロマに、軽いトースト香、カラメルの香り。口に含むと、凝縮感と深みのある果実味が口の中いっぱいに広がります。力強い骨格と、ベルベットのように滑らかで溢れんばかりのタンニンがあり、長い余韻が続きます。エレガントで表現力豊かな、力強いワインです。

コノスル レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション” メルロー

香りはプラムやブラックチェリーが中心。そこへココア、ペッパー、コーヒーやトーストした樽の甘い香りが仄かに感じられます。滑らかで丸みがあり、タンニン豊富で、果実味豊かな味わい。しっかりとした構成があり、長くエレガントな余韻が残ります。

コノスル オーガニック グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン

エコサート認定の有機栽培葡萄を使用。樽で14ヶ月、ステンレスタンクで1ヶ月熟成。コノスルが本拠地を構えるコルチャグア・ヴァレーのサンタ・エリサ葡萄園で丹念に育てた有機栽培葡萄の中から最高品質のもののみを厳選し、葡萄本来の味わいを最大限に引き出したオーガニックワイン。プラム、クランベリーやストロベリーのチャーミングな香り。柔らかなタンニンのエレガントでシルキーな味わいです。


no family trees, no dusty bottles, just quality wine